漫画メモとか

漫画の感想を書いてみたり。 割と何でも読むので、感想希望なものがあったら教えてください。読めたら読みます。

井浦秀夫著「刑事ゆがみ」

井浦秀夫著「刑事ゆがみ」

刑事ゆがみ(1) (ビッグコミックス)




正統派な刑事物。主人公は昔切れ者で、いまは昼あんどん。そこに新人刑事がついて事件を追っていく。

巻数が着いてなかったので単発かな、と思っていたのですが、続き物でした。
しかも、TVドラマになっていたようです。知らなんだ。

話は1冊で完結していたので、この単行本だけでも楽しめました。


推理ものでもなく、サスペンスっぽくもなく、刑事物です。なんかこう、2時間もののドラマの脚本にそのまま使えるような展開。ただし敵が初めから見えているので、勧善懲悪の刑事物となっています。

これ、今だと逆に珍しいのかも。

以下、ネタバレ注意

話ははじめに登場する、元空巣犯と、オレオレ詐欺が軸になっています。元空巣犯のファンタジーな部分と、オレオレ詐欺の実在的な問題の両方にたいし、昼あんどん主人公が熱意で追っていく。

見えてくる登場人物の過去、特に元空巣犯の過去。

だれることなく、描きたいことを上手く纏めて描いている感じです。

オススメするかは、絵柄に好きずきがあると思うのでアレですが、私は好きな漫画です。






刑事ゆがみ (小学館文庫)
大石 直紀
小学館
2017-11-07

刑事ゆがみ Blu-ray BOX [Blu-ray]
浅野忠信
PONY CANNYON Inc(JDS) = DVD =
2018-03-28


マキヒロチ著「夫の遺言」

マキヒロチ著「夫の遺言」

夫の遺言 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)




年の差カップルで急死した旦那。遺言は結婚前に書いたもの。前妻とその子供、愛人とその子供が出てきてー、といった話です。

ステージ、ステージで法律的解説があるのでエンターテイメントの漫画なのか、法律読本なのか最後までわかりませんでしたが、多分その間を狙って居たのでしょう。


以下、多少のネタバレを含みます。


センセーショナルなオープニングの割に温いと言うか、上手く行き過ぎなエンディング。存在しない夫の意図を遺言から読みといたような締め方に若干違和感はあるものの、読んでる最中はどう落とすのかわからなかったので、ある意味最後まで楽しめました。

まあとりあえず、人間いつ死ぬかわからない。死んだあとのためにも結婚したり再婚したら、遺言とか保険受け取りとか変えとこうよ、という。

あと、遺言があったとして、現妻に配分が全く無かったとしても、四分の一を受けとる権利があるのは知らなかった。
そりゃ後妻業存在するわけです。

とりあえずドロドロ展開にならなかっただけでも読んでて楽でした。



杉田尚著「ムッツリ真拳」

杉田尚著「ムッツリ真拳」


ムッツリ真拳 2 (ジャンプコミックス)









週刊少年ジャンプで鮮烈なデビューをし、当時かなり話題になった「斬」。の作者が少年ジャンプ+で連載をしていた漫画です。今回初めて知ったんですが「尚」は「なおや」なんですね。

男が一度壊滅的に減り、復興のために女が超人化。その超人的な力で人類がランク分けされ、男が虐げられている。

っていう世界観で、その制度をひっくり返そうとしている男の話です。


女性相手のバトルですが、相手に傷一つ与えず、ムッツリパワーで服を脱がすだけの必殺技をかます主人公。

なもんで、基本的にえっちぃ要素なんですが、絵柄なのか、アホストーリーなのか、とくにえっちぃくありません。

脱がしている漫画なのに、なんかこう健全な気すらします(読んでいる年齢層にもよるかもしれないですけど)。


敵がでる→脱がす→仲間になる

という王道パターンで進んでいくのですが、敵の背景が弱いのと、キャラが立ってるんだか立ってないんだかよくわからない感じで進んでいくため、どうも記憶に残りません。

これはバトル漫画なのか、微えろ漫画なのか。


ただ、3巻まで大して大きな話もなく進み、そのまま終わりますが、途中打ち切りにありがちな「壮大な話を考えていたが途中で切られた」という気がしないので、その辺は本当にないのかもしれません。

しいて言うと今のご時世、青年漫画ですらぶっ飛んでる設定(ゴキブリがじょうじとか、監獄的な学園とか)が多いので、王道+αでいくなら、もう2,3ひねりあったらなあ、と思います。

個人的には結構好きなんですけど。