漫画メモとか

漫画の感想を書いてみたり。 割と何でも読むので、感想希望なものがあったら教えてください。読めたら読みます。

小松左京著「青い宇宙の冒険」

小松左京著「青い宇宙の冒険」

青い宇宙の冒険 (角川文庫)
小松 左京
KADOKAWA
2015-05-30


小松左京のサクサク読めるジュブナイル小説。
基本的に難解な小松左京の文章ではなく、少し年少向けなライト感のあるSF。

話は民俗学にSFにロボットに宇宙と縦横無尽なアイデアで移動し続けます。
キャラクターがジュブナイルだからライトというか、ハードじゃない感じなんで読んでて辛くない、本当に一緒に冒険してるような感じになるのがとにかく気楽でいい。

青い宇宙の冒険 (講談社青い鳥文庫)
小松 左京
講談社
2004-09-15







モリタイシ著「県立伊手高校柔道部物語・いでじゅう!」

モリタイシ著「県立伊手高校柔道部物語・いでじゅう!」



柔道を元にしたキャラクターわちゃわちゃ漫画の傑作。
絵も可愛い上、キワキャラの立ち位置もすごいいい。

柔道っていうよりギャグっぽさがメインなのは同時期より少し前のボンボン坂に通じるものがあるけど、テンポの良さとギャグのキレがとてもいい感じ。
学園モノとしても成立してるし、読んでて亀太郎に感情移入しやすい。

そして裏の立役者である皮村や虎呂助の存在がとにかくいい。
トラブルメーカーとしても、脇支えとしても成立する。いい意味で異世界さと日常さを気にしなくていいくらいのギャグが成立してる。

読者も亀太郎の視線で振り回され、成長してき、最後には他人の成長を導くという体験を進めていける傑作。



モリタイシ著「レンジマン」

モリタイシ著「レンジマン」



いでじゅうでヒットしたモリタイシの次の作品。
キャラクターは立ててるものの、どうも上手くはまらず、ストーリー上ヒロインもハマってない。
6巻続いたので即打ち切りっていうわけじゃないけど、いでじゅうのギャグ+成長譚からくる抜けの良さと比較するとやっぱり弱い。

モテたいけど玉砕主人公っていうのは、脇役なら成立しやすいけど(鬼滅の善逸みたいに)、主人公だと単にクズキャラになっちゃうので、そこにヒロイン出したとしてもギャップを感じる前に、コイツなあ・・・っていう感じになりがちになっちゃうので、成長譚として成立しづらいのかもしれない。

ので、キャラクターに個性があっても、亀太郎たちのように筋のある感じにならなかった印象。
ただ、絵と構成は漫画らしく綺麗なので、その辺は結さんに引き継がれてよかった。