にしのあきひろ著「えんとつ町のプペル」

えんとつ町のプペル



 
キングコング西野の絵本、ということで一時期話題になっていたと思います。その時は見てなかったのですが、ふと思い立って手にしました。

タレント本という枠ではなく、作家の描いた絵本、という形で読みましたが、結構よかったです。

以下、ネタバレ注意。




えんとつ掃除の少年ルビッチ、そしてハロウィンに現れたゴミの塊の生き物プペル。
その二人の出会いと、別れと、そしてルビッチの思い出との邂逅。

この辺がとてもシンプルに構成されているのですが、読み手として「くるぞ」って思うところにちゃんと盛り上がりが立ててありました。

ちなみに最後まで読んで気が付いたのですが、この作品関わっている人が非常に多い。
絵本で絵の部分を分業制。クラウドファンディングで資金を集めつつ、作中に登場する街の看板は出資社という、普通の絵本とは異なる構成になっています。

仕事の分業やクラウドファンディングっていう、新しい仕組みを構築。
そして綺麗な工場アート。
新しい魅力の作品でした。

えんとつ町のプペル
にしの あきひろ
幻冬舎
2016-10-21