漫画メモとか

漫画の感想を書いてみたり。 割と何でも読むので、感想希望なものがあったら教えてください。読めたら読みます。

2017年06月

Ark Performance著「機動戦士ガンダム 光芒のア・バオア・クー」

Ark Performance著「機動戦士ガンダム 光芒のア・バオア・クー」


機動戦士ガンダム 光芒のア・バオア・クー (角川コミックス・エース)









ガンダム関連の漫画です。ア・バオア・クー戦の背景を連邦、ジオン側の証言者のインタビューという形で紡いでいます。

実はガンダム関連はあまり読んでおらず、アニメも「ファースト、Z、ポケット、0080」あたりまでしか見ていません。


ア・バオア・クー戦は見ている範疇なのですが、近年増えてる「アニメ以外にフォーカス」系をあまり知らないので、

読んでて伏線があったかもしれませんが気が付きませんでした。


まず、この本を読んで気になったというか、気を取られたというか、というシーン。



ギレン総帥閣下の死にざま。


なんていうか、証言のインタビューなんで、死ぬ瞬間は誰も見ていないそうです。



気が付いたら、浮いていたそうです。


宇宙だからしょうがないですね。


そしてその後結構雑な扱いをしているんですが、



戦争中だからしょうがないですね。



雑さにかけては、諸国漫遊中に死んだ始皇帝が、その後雑な扱いを受けたものに匹敵しそうです。

あっちは死臭をごまかすために魚と一緒に運んだっていうから、もっとひどいか。



実際に読んでもらったほうがいいと思うのですが、この作品は基本的に英雄とかニュータイプとかではなく、

一般兵のそのままのありさまを描いています。こういうドキュメンタリー的なものが大好きなので、淡々と読みながら堪能しました。


ガンダムというコンテンツが非常に大きな懐を持っているのは知っているのですが、

こういう周辺ネタだけで1冊作れるというのは、

「メインストーリー以外を想像(創造)したくなる」魅力なのかと思います。


特に敵味方問わず治療にあたった衛生兵のあたりはぐっときます。


機動戦士ガンダム 光芒のア・バオア・クー (角川コミックス・エース)
Ark Performance
KADOKAWA / 角川書店
2013-10-28




上野顕太郎著「さよならもいわずに」

 上野顕太郎著「さよならもいわずに」

 
さよならもいわずに (ビームコミックス)








この作者の漫画は、実はこれが初めてだったんですが、何気なく手に取ったのがこれ。

奥さんが亡くなって、日常が壊れて、そして次のステージに向かっていく、そんな話。

 

漫画家という「表現者」が、あらゆる技法を使って動揺や困惑を描いている。

時に心象にはいり、時に退いた視点から、奥さんの欠けた人生を表している。

 

漫画で、小説で、亡くなるまでの作品はいくつか読み、もちろんそれらも凄い心に響くのですが、

この漫画の主体は亡くなった後。お葬式の準備などの淡々と現実味がない状態で進んでいく感じ。

その後生活が進んでいくうちに、取り残された感情を持ち始める作者。

 

娘さんにフォーカスしないで自分の心象と思い出だけで1冊描ききる、そしてあっという間に読めてしまう。

 

この漫画を描くことで、キホさんは表現という永遠に昇華したんじゃないかな、と思います。

 

素晴らしい作品ですが、心情がドストレートに来るので、体力や精神力が落ちているときに読むとクルかも知れません。


さよならもいわずに (ビームコミックス)
上野 顕太郎
エンターブレイン
2010-07-24



さよならもいわずに (ビームコミックス)
上野 顕太郎
KADOKAWA / エンターブレイン
2012-09-01


 

はじめに

読んだ漫画の感想とかを書きたいと思って、サイトを作りました。
とりあえず読んだら適当に書きます。

有名な漫画ももちろん読みますが、どちらかというとマイナーなものの
感想を書いていきたいと思っています。

ちなみに、このブログを書こうと思ったきっかけが、
「騎乗戦士モクバさん」
を読んだから、です。

あの漫画はズルいわ。