漫画メモとか

漫画の感想を書いてみたり。 割と何でも読むので、感想希望なものがあったら教えてください。読めたら読みます。

2018年06月

土星フジコ著「戦争劇場」

土星フジコ著「戦争劇場」

戦争劇場 1 (少年サンデーコミックス)










あらすじを書いてしまうと完全にネタバレになってしまうので、絵でちょっとでも興味を持ったら、ネタバレなしで読んだ方が、おー、と感心します。

実はサンデーで新しく始まったカードゲームの漫画の絵を見てて、どっかで見た絵だなーと思って思い出した次第です。戦争劇場の作者は絵もネタも結構好きだったので、改めて紹介。

ということで、ネタバレ注意




はい、ここからネタバレ。

葛藤している少女るり、そして瓜二つの天使と悪魔がバトルしているという構成です。
いわば葛藤をそのままバトル漫画にしているという短編オチ。
これをそのまま連載にしている上に、話がちゃんと旨い事転がっている。

小さな葛藤で悩むるり、という視点がメインですが、他の登場人物の葛藤や、たまに悪魔が勝ったりする展開と、色々な切り口を見せていく手法。

作者の漫画力が高いなー、と感じました。絵もかなり好みです。

このネタで3巻続いたので、それだけで正直凄い。
この時代のサンデーは割と挑戦的な漫画を打ち出していた時期で、特殊な新人が結構出ていたように思います。
その中でも、絵もネタもだいぶたってからも思い出せるというのは、結構凄い気が。

サンデーでやっている新しい漫画は原作ゲームありのコラボ漫画ですが、作者が気に入っているのでこちらもチェック。





アンドリューSグローヴ著「インテル経営の秘密」

アンドリューSグローヴ著「インテル経営の秘密」
 
インテル経営の秘密―世界最強企業を創ったマネジメント哲学










はい、久々のビジネス書です。結構古い本ですが、基礎的な話として勉強になりました。
とくにメインはマネージメントであり、ミドルマネージャーや経営者などがどうやって社員と向き合っていくか、という焦点で書かれています。

アジャイルなどの手法が出来上がる前だと思うのですが、この時代であってもトップダウンオンリーではない視点です。

ちなみにミーティングのためにちゃんと資料を作りこむ。
作りこむために調べ、新たな発見があり、ミーティングの前に新しい地まで知見が及ぶことがあるみたいな発想は目からうろこでした。

あとはビジネス書ではありますが、朝食工場という例を用いて誰にでもわかるように説明しているで、とても読みやすいです。



バラマツヒトミ著「ポケドル」

バラマツヒトミ著「ポケドル」

ポケドル 1 (MFコミックス アライブシリーズ)


 






アイドル系漫画で、何となく絵が可愛いから手に取った漫画。
系統としてはアイドルをテンプレートにしたギャグ系漫画なのですが、アイドル漫画なのにヒロイン不在という不思議な構成です。

残念なキャラが多いのは漫画としては正しいのですが。

昔栄耀栄華を誇ったポケドル。
人気低迷&主要メンバー殆どの引退のところに、空手少女の主人公などが新メンバーとして入ってくる。
更に、ライバルのアイドルグループも出てきて・・・とここまで文字で書くとなんか割といい感じのテンプレートっぽいのですが、唯一残った結構年のいった桃瀬ゆきというとんでもない飛び道具キャラのおかげで、いい感じにひっちゃかめっちゃかになっています。

これ、もう少しちゃんとアイドルテンプレートに乗せつつキャラ立てしたら、ちゃんと化けたんじゃないか、と。

ちなみにオチは秀逸でした。いろんな意味で。
そこまで考えると、やっぱり主人公は空手少女ミサは良いとしても、そのほか馬群に沈んだキャラよりも、桃瀬ゆきを最初っから全面に出した方がよかったのかもしれません。かなりトリッキーですが。