筒井康隆著「旅のラゴス」
唐突に思い出したので、過去の作品から。漫画じゃなくて小説ですけど。
そしてかなりジャンルに悩む。
筒井康隆の傑作と思っている、旅のラゴス。こちらも内容を全く知らずに読み進めました。
この時代の作者の中で、ダントツに読みやすく、そして奥の深い筒井康隆。
内容としてはタイトル通り、ラゴスが旅をするだけです。
そしてその旅を通し、ラゴスが見たこと、感じたことが淡々と読者に染み渡ってくる。
読んでる時はどうするんだろう? って思いながら、最後はこの時代のDNAとも言うべき読後感。
答えをくれるというよりは、答えに向かうことこそが小説だろう、という作品。
そういう意味で、タイトルに帰結するっていうのが本当に凄い。
ドンデンオチを期待しがちな昨今ですが、こういう作品って未来永劫残るんだろうなーと思います。
唐突に思い出したので、過去の作品から。漫画じゃなくて小説ですけど。
そしてかなりジャンルに悩む。
筒井康隆の傑作と思っている、旅のラゴス。こちらも内容を全く知らずに読み進めました。
この時代の作者の中で、ダントツに読みやすく、そして奥の深い筒井康隆。
内容としてはタイトル通り、ラゴスが旅をするだけです。
そしてその旅を通し、ラゴスが見たこと、感じたことが淡々と読者に染み渡ってくる。
読んでる時はどうするんだろう? って思いながら、最後はこの時代のDNAとも言うべき読後感。
答えをくれるというよりは、答えに向かうことこそが小説だろう、という作品。
そういう意味で、タイトルに帰結するっていうのが本当に凄い。
ドンデンオチを期待しがちな昨今ですが、こういう作品って未来永劫残るんだろうなーと思います。
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